誕生日が同じ(おいたちより)

おいたち

ブログにお目を通してくださり誠にありがとうございます。
前回につづき今回もまた珈琲店での話がつづきます。
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前回の話はこちら

珈琲店のマスターとマスターの奥さんは、お店のスタッフの誕生日には毎年バースデーパーティーを開き祝ってくれた。
私がお店で初めて誕生日を迎えた時も盛大に祝ってくれた。
「Sunちゃん、おめでとう!」(とプレゼントを受け取る。)

お誕生日パーティのイメージ画像
(Photo by photoAC)

天使のSunの画「ところで、Sunちゃんの誕生日って、昔うちの店で働いていたある人間とおんなじ日なんだ。
Sunちゃんはまるで天使みたいにいい子だけど、そいつはまるで悪魔のようなとんでもない、ろくでなしの人間だったんだ。
そいつとSunちゃんの誕生日が同じ日なんてビックリしたよ~。同じ日に生まれても、こうも人が違うとはおどろいたよ」とマスターが言った。

スターは人のことを悪く言うことは全くなかったので少し驚いた。
その人は相当ひどいことをしたんだろうなーと思った。
それにしても、この世で人様から「ろくでなし」と言われるような事って、その人は一体どんなことをしたんだろう?

後日私はマスターに「私と同じ誕生日のろくでなしの人って、一体なにをしたんでしょうか?」とたずねた。

「Sunちゃん、●●っていう人間はね、…、」
ろくでなしの悪魔の画…マスターは涙ながらに語り始めた。
その●●という人は、マスターの恩をあだで返し、その上に、猫がトイレをしたあとでうしろ足で砂をひっかけてササッと去るが、それと同じような感じで、自分の恩人であるマスターに砂をひっかけるようにして店を去っていったのであった。
話を聞いていて、「ほんとうにろくでなしだ…」と思った。

「Sunちゃん、この先●●っていう人間に出会ったら、もしかしたらそいつかもしれないから、気をつけるんだよ」とマスターが言った。
マスターのその言葉を、当然わたしは「冗談話」として聞いていた。
とにかく、●●という苗字の、誕生日が私と同じ日のろくでなしがこの世には居るらしい…。そのくらいの認識であった。

<ピン・ポン・パン・ポン♪♪>
今回の話、話の中身は大したことがない内容なのですが、ところが、実は、今回の話はずっ~とず~っとず~っ先に、思いもよらない所でリンクします。以上、超未来予告でした!
<ピン・ポン・パン・ポン♪♪>



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