生命保険の話①

フィナンシャル

今回はちょっと堅い話。
笑いなし キリッ(`・ω・´)!(意に反していたらすみません)

長年掛けてきた生命保険が満期をむかえた。
終身保険なので今後は保険料の支払いはなく、保障は生涯続く。
この保険は20歳の時、加入した。

職場には色んな会社のセールスレディがやってきて試算表を置いて帰った。
どれも死亡保障3000~4000万円の終身保険。20歳独身女性にこの保障額は必要だろうか?そんなことを思ったが、そんな中、一社だけ死亡保障1000万円の終身保険の試算表があった。
それを持ってきたのはかなり年配のおばちゃんだった。

「保険料が安い今のうち(若いうち)にひとつ入っておくといいよ。どんな保険がいいとか希望はある?」おばちゃんが聞いてきた。

「死んだらお金は使えないから死亡保障はそんなに要らない。病気やケガで入院したらたちまち困る。保険料が月掛1万円未満で入院給付金が1日1万円の保険なら加入を考えてみる」と伝えた。

保険料を1万円未満と希望した理由は、11000円とか千円の端数があると万札をわざわざくずさなければならず、それが面倒であったから。
仮に掛金9500円なら毎月1万円札を1枚入金すればいい。500円は余る。余った500円×19回目で9500円になる。そしたらその月は入金しなくても済む。
そんな算段であった。

保険証券の画
(by illustAC)

終身保険で「月掛1万円未満で入院給付金が1日1万円」というのは無理な希望であった。
そこでおばちゃんから「死亡保障額を減らすと掛金1万円未満で入院給付を1日7000円つけられるけど、これならどう?」と提案があった。
おばちゃんが勧めてくれたその保険に加入した。

おばちゃんは「25年間セールスレディをしてきた。営業成績よりもお客さんに合った保険を勧めることが大切だと思いながら働いてきた。だから定年後も嘱託でこの仕事を続けている」と話していた。
この時に加入した保険のおかげで私は何度か救われた。(これについては「おいたち」でまた綴ることがあるだろう。)

私の場合、死亡保障を減らして保険料が一万円以内におさまるようにカスタマイズしてくれたわけだが、おかげで満期まで無事に払い終えることができた。
カスタマイズ出来る優秀なセールスレディ(おばちゃん)に出会えたことはラッキーだった。それと、自分の希望を具体的に伝えたこともよかったのではないかと思う。
この保険はこれからも大事にしていきたいと思っている。

ちなみに、金利が高い時に加入した終身保険、こういった保険は現在では「お宝保険」と呼ばれている。
「お宝保険」については次回詳しくふれようと思う。

<豆知識>
保険の種類は3つ。
●定期保険(いわゆる掛け捨て。保険料は安い)
●養老保険(貯蓄を兼ねた保険)
●終身保険(保障が一生涯続く保険)
終身保険保険の上に定期保険が乗っかっていたり、お祝い金が受け取れるもの、他さまざまなバリエーションがあるが基本は上の3つである。



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