超望遠ズームレンズ 、デビュー

Sun の ホット な 話題, 写真

超望遠ズームレンズ 、デビュー

前々から欲しかったカメラレンズ、 超望遠ズームレンズをやっと手にした。
今日はその経緯や、カメラや写真の話題。

一眼レフカメラを購入して以降、レンズを少しずつ買い足してきた。
とりあえず単焦点レンズ(35mm、50mm、85mm)、24-105mmのズームレンズ、の計4本持っている。

カメラレンズの「〇㎜」という数値は焦点距離を表している。
この数値が大きいほど望遠レンズと呼び、狭い範囲を拡大して写すことができる。
(用語リンク元:キヤノンイメージゲートウェイ 写真用語集 https://ptl.imagegateway.net/contents/original/glossary/index.html)

カメラレンズの焦点距離を表す部分の画像。
赤丸内、レンズの焦点距離が記された部分。

私の手持ちのレンズだと望遠は105mmまで。
正直これはかなりキツイ。
少し離れた所にある木にとまった鳥を撮りたくても、鳥があまりに小さすぎて撮れない。
道端でばったり猫と遭遇、猫をカメラに収めようと抜き足差し足でそ~っと近づく。しかし、気付かれてしまいサッと逃げられてしまう。

だから撮れてしまったこんな写真👇
撮っている最中に逃げられ、ブサイクな顔&流し目になってしまった。

撮っている途中で逃げられた猫の写真。

焦点距離が短いと、画角におさめるために被写体(猫)にかなり近寄らなければならず、そうするとすぐに気付かれてしまい、このようになることがままある。

逃げられずにうまく撮れた時の写真👇
上の写真と違い、本当は美形の猫ちゃんである。逃げられずにうまく撮れた猫の写真。

将来的には牧場や競馬場で馬も撮ってみたい。

そうすると焦点距離400mm以上の超望遠ズームレンズが欲しい。
しかし、一眼レフカメラのレンズはかなり高価だ。
買うにはかなりの勇気と大金が必要だ。

CannonだとEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMがおすすめと聞く。定価は30万円、発売当初より安くなってきたが、それでも現在23万円ほど。高価すぎて今すぐ買うのはちょっと無理だ。

Cannon以外、シグマやタムロンなどサードパーティーのレンズは少し安い。その中で「買うならコレだ!」と目をつけているのが、SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

600mmまでの焦点距離を実現しながら価格は新品で10万円ちょっと。中古だともっと安い。
しかし中古はこれまでどのように使用されてきたのか分からないのでちょっと怖い。欲しい気持ちはやまやまだが、ちょっと躊躇していた。

ところが先日、カメラ友達のひとりが「機材の入れ替えで、手持ちのレンズをいくつか売りに出す。」と言う。よく聞くと、さきほどあげた私が欲しかったSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSMも持っていて、売りに出すというではないか。

「ちょ、ちょっと待って~!もしよかったらそれ売って欲しい。」
慌てて交渉する。

「じゃあ実際に試しを撮りして決めるといいよ。その方が間違いない!」というわけで、早速試し撮りのため、カメラ友達と飛行場にやってきた。(フットワーク軽っ! 実際のところ、Sunはとっても出不精でフットワークが重い人間なので、カメラ友達に感謝である。)
飛行場の風景写真。
さて今回は、
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryだけでなく、先述の超高価なCannon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMもお借りし、試し撮りをした。なぜなら、
ふたつのレンズで同条件で撮影し、結果を比較し、
「今すぐリーズナブルなシグマのレンズを買うか?」
「お金が貯まるまで我慢し、先々にCannonのレンズを買うか?」
どっちにするか、充分見極める為である。(なんでも抱え込みがちなタイプなので、こういう物事の整理の仕方は良いかもしれない。)

さて、いよいよ撮影に入る。まずは本体重量。
Cannon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは約1,570g。
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryは約1,930g。
SIGMAの方は2L入りペットボトル同等と少々重め。毎日気軽に持ち歩ける重さではないが、女性の私でも手持ち撮影が可能な重さだ。

まず手持ちで撮影した初心者らしい一枚。
着陸態勢に入り滑走路に侵入していく飛行機を真下から捉える。
うまく画角におさまらず、かなりはみ出したwww👇

画面から大きくはみ出した飛行機の写真。
EOS 6D Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

管制塔も撮ってみた。
焦点距離600㎜だと、管制塔内で人が移動しているのも見える。凄っ!焦点距離600で撮った管制塔の写真。SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

飛行機撮りは今回初挑戦だったが、なかなか面白かった。
帰宅して撮影データをパソコンに移し、画像を確認。
画像をかなり大きく引き伸ばしてプリントするとアラが出るかもしれないが、対象のシグマレンズはコストパフォーマンスがかなり高いと思われる。
よって「今すぐ買い!」に決定。
友人からお買い上げ~。
いろんなものを撮るど~!


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比較データ。(興味がある方はご覧ください。)

【比較①】
三脚固定、同条件で撮影。
条件:焦点距離400㎜、1/500sec、f/6.3、ISO 100
👇EOS 6D Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMで焦点距離400㎜で撮った画像。👇SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMで焦点距離560㎜で撮った画像。

【比較②】
Cannon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMに1.4倍エクステンダーを装着し、焦点距離を560㎜に伸長
条件:1/500sec、f/6.3、ISO 100
👇EOS 6D Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMで焦点距離560㎜で撮った画像。
👇SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary 焦点距離600㎜
相当大きく引き伸ばしてプリントするなどすれば、両者の差が明らかに分かるのかもしれない。
比べてみて、シグマのレンズは初めてだが良く撮れているなと思った。
ほぼ同スペックでタムロンはSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2がある。
キリっと撮りたいならシグマ、ボケを生かしたいならタムロン、と聞いたので、私はシグマを選択。
次はタムロンの超広角レンズ(15-30F2.8)、マクロ(タムキュー)欲しい~。(完全にレンズ沼)



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