我が家の珍語録 末妹の巻
これまでに、我が家で語られた数々の言葉・発言のうち、
特に強く、深く、印象に残ったものを、今回と次回の二回にわたりご紹介。
先に述べておくと、さむい親父ギャグに近い内容、ではある。
では、トップバッターの末妹(過去記事はこちら)から。
それは妹がまだティーンエージャーの頃のこと、
ファミコンゲームのソフトを貸して欲しいとやってきた。
「ねえちゃん、みちばやぶり貸して。」
「みちばやぶり?
みちばやぶりっていうソフトは持ってないけど」
「いや、ねえちゃん持っとるよ。」(と私のゲームソフト入れをまさぐる妹。)
「あったー!」と、妹が手にしていたのは
どうじょうやぶりであった。(レトロなゲーム画像ものせておこう👇)
(https://www.youtube.com/watch?v=rbe1yLH-z2A)
かく言う妹、とんでもない※DQN(ドキュン)かと思いきや、母の話によると、小中学校の頃の知能テストが毎回一番で、母は学校に呼び出され「とんでもなくIQが高い」と説明を受けたほどだという。
その妹がその後、またしてもやってくれた。それは…
『ねえちゃん、ひとつ聞くけど、
フォアグラって、
ホワイトグラタン、ホワグラのことやろ?』と。
私は思わずずっこけた。
まぁ、世界の三大珍味といわれるフォアグラやキャビアやトリュフを、今は一般庶民も目にしたり食したり出来るようになったが、当時はそうではなかった。
ましてやティーンエージャーの妹には全く無縁のものであっただろう。
そんなこんなで、クソ真面目なねえちゃんのボキャブラリーはどんどん鍛えられていった(ような気がする。)のであった。
※DQN(ドキュン):インターネットスラング(俗語)。知識や知能が乏しいのを指すときに用いられる。が、後に公表されたグーグルの画期的な人工知能が「DQN」(deep Q-network)と命名されたことで話題となった言葉でもある。