強震モニタ① 強震モニタと防災の話
今回はこのブログの左サイドにも埋め込んである『強震モニタ』にまつわる話。
強震モニタは、防災科学技術研究所の強震観測網(K-NET、KiK-net)で得たデータを即時に可視化し、リアルタイムで配信しているWebサービス。
これにより、地震情報を画像や音声でいち早く知ることが出来る。
私はこの強震モニタを自宅パソコンに常駐させると共に、そのデータをブログに表示している。何故そうするようになったのか。
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調べ魔の私はネット上で地震について色々検索していた。
その最中に強震モニタなるものの存在を知り、試しに使ってみることにした。
ある日(真夜中であった)、たまたま強震モニタ閲覧中に地震が起きた。
強震モニタの表示は青⇒赤で表示され、赤いほど地震のエネルギーが大きい。
アラーム音とともに震源地に点灯したのはオレンジ色だった。
震源が居住地にそこそこ近い。やや大きな地震が予測される。
すぐさま寝ている娘を起こしに行く。
「地震が来る。起きて」と娘を起こし、家の中の安全な場所に避難する。
この時点で揺れはまだ起こっていなかった。
当時見ていた画面。※音が出ます。音量注意。
(停止は画面上にカーソルを持っていくとⅡが表示されるので、Ⅱを押すと停止します。)プラグインの関係で現在埋め込み画面でご覧いただけません。
下記リンクからだとご覧いただけます。👇
https://www.ustream.tv/recorded/44844642
娘が「お母さん、何も起きないじゃないの!!」と言ったそのとき、携帯電話がキュイッ!キュイッ!キュイッ!と鳴り始めた。
パソコンのモニタ画面ではオレンジ色の部分が波紋のように広がっていく。
それとともにグラグラッと揺れ始めた。揺れがしばし続いた。
マグニチュード6.2(6.1から修正)、震源地の震度が5強の地震だった。
あらかじめ震源など情報が分かったので不安があまりなかった。
その上、早いタイミングで避難行動をとることが出来た。
情報を全く知らなかったら慌てていただろうし、不安も大きかったと思う。
それから私は強震モニタをパソコンに常駐させるようになったのであった。
もちろん、こういったツールより先に、水や食料などの備蓄、家具の転倒防止、その他、日頃の準備、防災意識がなにより大切である。
我が家では、災害時の集合場所を決めてある。
3つほど用意し優先順位をつけ、「一番は小学校の体育館の横のこの木の下」、「二番は…」と細かく決めてある。
このように、避難経路や集合場所について家族で話し合って、決めておくことも必要に思う。
ちなみにこれは、子供の頃に父がそう言って実行していたことであり、私も父にならって実行していることなのであった。
参考:防災科学技術研究所のページ
http://www.kyoshin.bosai.go.jp/kyoshin/docs/kyoshinmonitor.html
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ブログに埋め込みのデータは、Twitterを経由する為、タイムラグがあります。次記事「強震モニタ②」では、リアルタイムで強震モニタを見る方法をご紹介いたします。