おいたち番外編 其の一(おいたちより)
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小学生の頃は成績優秀、学級委員、生徒会の会長もしていた末の妹、その妹が両親の離婚後一変した。
ある日のこと、街ですごい不良少女を遠目でみかけたうちの母。
一緒にいた人と「まぁ、すごい格好ね。親の顔を見てみたいわ」と話していた。するとその少女が母達の方にだんだん近づいてきた。
すぐ近くまで来たその時、「おい、母ちゃん!」とその少女。
その時初めて、少女が自分の娘だと気付いた母。
「本当に穴があったらはいりたかった。それくらい恥ずかしかった…」と母。(たしかにそれは超恥ずかしい)
しかしそのくらい、驚くべき速さで妹は変化(へんげ)したのであった。
当時流行っていたドラマ「積木くずし」、まさしくあれ。
当時の私
趣味は読書。
万年文化部。
超まじめ。👇
対する私、「超」がつくまじめ&カタブツ、オタク、そしてオクテ。
だから、勉強以外のことはすべて妹と真ん中の妹に教えてもらう。
たとえば、昔なつかしい学生カバン…
妹は↓
(とってもスタイリッシュ。)
私は↓
(辞書もちろん 弁当箱もそのまんま 横に入るぞ ブタカバン)
「ねぇ、ちょっとだけ、カバン薄くしたいんだけど、どのようにするん?」
と妹にやり方を教えてもらった。
…、と何から何までこんな感じだった。
それにしても、今の時代、
「ぶたかばん」と検索にかけると、
画像検索結果には そのまんま、のブタカバンばかり出てきたので思わず笑ってしまった。
女四人、かしましい以上にかしましかった我が家。
そんな我が家では、その後も新たな話題がことをたたず…であった。
(つづきは次回)