昔の記憶から…
三歳くらいまでは父の仕事の都合で山の中で生活していた。
父の仕事は用地造成が主で、プレハブ小屋(いわゆる飯場)で電気もガスも通っていない大自然の中での生活だった。
幼かったので当時の記憶はほとんどない。
だが、ひとつだけよく覚えている出来事がある。
ある日、山で遊んでいると大嫌いな蛇に出逢った。
すぐさま大人達に「ヘビが居る~」と伝えに行った。
しばらくすると白身のお肉を網で焼きながらの野外バーベキューが始まった。
もちろん私も食べた。
三歳くらいの脳は「この肉」=「さっき出遭ったヘビの肉」と関連付けることは無理だったようだ。
ここまで書いていてふと気付く。
日々さまざまな事柄において、これは出来る、これは私には無理、出来ない、と物事を何かに関連付けて考えてしまっていないだろうか?
三歳児だと余計なことも考えず行動出来たが、大人になると色々考えすぎて行動に移せていないことって結構あるのかも。。。
いいことに気付いたかもしれない。